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【戦後最悪】日本のGDPが-27.8の逆成長、税金の行方は?【消費税は増税か減税か?】

今回は、発表になりましたGDP -27.8%、そしてアフターコロナは減税なのか増税なのか、この辺について、現時点で国民の負担が増えている事実とともにお伝えしていきます。

 

このページと同じ内容を下記の動画でもお話ししています。

目 次

  • GDP(国内総生産)とは付加価値である
  • GDPが下がると税が上がる?
  • 海外の消費税と予想される国内の税のシナリオ
  • 知られざるところで増える国民の負担

GDP(国内総生産)とは付加価値である

2020年8月27日に国内総生産・GDPが、年率換算で-27.8%の成長(逆成長)、マイナスになったという話が出ました。国内総生産とは何かと簡単に言いますと、「付加価値」という言葉で表されます。

付加価値と言われてもピンとこないので、簡単に申し上げますと、私がリンゴを100円で仕入れました、リンゴを200円で売りました。そのときの付加価値は100円です。

 

GDPがなぜ大事なのか、GDPが下がるとはどういうことかと言うと、私が100円で仕入れたものを200円で売ることで100円の利益・付加価値・GDPを取得します。その100円があるからこそ、たとえば家賃を払ったり従業員に給料を払ったり、自身で外食に行ったりということができるんですね。

私が付加価値として受け取った100円から、たとえば給料をもらった従業員が同じように外食をしたりモノを買ったりということで、GDPというのは大きくふくれ上がっていきます。これが27.8%、30%近く「減」になっているということは、お金が使えなくなっているという事実なのです。

 

ここに加えて、消費税が減税と増税のダブルの論争があります。なぜこうなっているのか、今後どうなるのかということを、税理士の、税の専門家の観点から説明していきます。

GDPが下がると税が上がる?

まず、たばこ税とか酒税に代表される増税が決まる経緯というのは、

国の支出が決まっている
収入をそれに合わせないといけない
日本の人口はいくら
産業での売上はこれくらい

と、これで逆算していくと「増税しないともたないよね」という話になります。

たばこ税が一番わかりやすいんですけども、

タバコを吸う人数が減った
吸う本数も減った
税額が減った
でも税額は減らしたくない
では吸う人からもらう1人当たりの金額を増やそう

ということで税額が上がる、吸う人は減る、でも税収は一定という風になっているんですね。これがほかの税金でも行われています。

 

なので、GDPが下がったことによって、国の収入はドカンと下がる訳ですよね。消費税を始め利益がすべてなくなるので。だから国は増税をしたい。

ただ、ここに来て増税をすることによって、ますます景気が悪くなるのではということで、消費税減税の論争が上がってきている。でも国としてはお金がないと運営できない。だから増税、という風に意見が真っ二つに分かれています。

海外の消費税と予想される国内の税のシナリオ

では実際どうなるかという話です。付加価値税という言い方をするんですけども、他の国でも消費税のようなものはあります。イギリス・ドイツを始めとする先進国でも、実は消費税が下げられています。コロナ後の話です。下げ方が業種限定であったり期間限定であったりですが、下げられています。

日本は消費税が3%から5%、8%、10%と来て、8%から10%に上げたときに相当苦しんだんですよね。2回延期になって、そのたびにシステム会社とか商売をしている人は振りまわされて、「悲願の10%」と言ってもいいでしょう。

 

という風に上がったのをまた下げるかどうかということなんです。何となくイメージでわかると思うんですけど、下げてしまうとやっぱり上げる方がつらいですよね。

 

下げるのはみんな大歓迎です。でも上げるとまた大反対が始まるので、今後、臨時国会が始まるとか秋に衆議院が解散されるということで、おそらくここが論点になると思いますが、私の予想では一時的に期間限定で下げる、でもその後もう一度上げていくというシナリオで進むと思います。

たとえばですが、

年末まで5%にしましょう
でも来年からは8%にします
再来年からはもとに戻します
さらに1年後には13%にします

というような、一旦下げて上げるシナリオで進んでいくと思います。

知られざるところで増える国民の負担

知られざるところで国民の負担が実は増えてきています。社会保険料の上限が高収入の人が増えていたりとか、復興特区が縮小されていっているんです。

 

復興税を皆さんご存じだと思うんですけども、その地域で商売をしたり事業をしたりする場合は補助金がもらえたり税金が安くなったり免除してもらったりする、復興税の恩恵を受けているところが復興特区です。

復興特区は縮小されていっているんですけども、私たちが支払う復興税は縮小されていないので、一体どこに行っているんだろうという話にはなります。こういう事実があります。

 

だから皆さん、ニュースとか敏感に見てもらって、選挙に行かない人がいるとは思うんですけども、結構知らないところで増税が始まっていっている。増税以外の国民の負担が始まっています。

 

今後、消費税については大きな議論になるのでニュースにはなると思うんですけども、このブログでもわかりやすく皆さんに発信していきますので、引き続きチェックをお願いします。

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