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2022/3/3 更新
こんにちは。相続税理士の天尾です。('ω')
今回のテーマは『相続税の支払い方法』。
どんな納付のやり方があるのか、気になる人もいるでしょう。
あらかじめ選択肢を把握しておけば、より快適な相続手続きが望めますよね。
「納付って窓口に行かないとダメ?」
「もっとサクッと支払える方法はないの?」
▼
こんな方はぜひ、読んでみて下さい。
支払い方法は全部で『7種類』。
自分にぴったりの納付方法を見つけてみましょう。
また、相続税支払いについての注意点も要チェック!
勘違いしたまま放置しておくと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
簡単にまとめてありますので、ざっくり目を通してみましょう。
e-Taxとは、『国税電子申告・納税システム』のこと。
国税庁が運営している国税オンラインサービスです。
相続税の他にも所得税や贈与税など、あらゆる税金の手続きがネット上で可能。
書面を郵送したり持参する手間が省けるため、超便利です。
ただし、利用するには開始手続きが必要。
気になる人は記事後半の、『4ステップで完了!e-Tax利用できるまで』もチェックしてみて下さい。
銀行や郵便局に、現金を持って行って支払う方法。
納付書と一緒に窓口で支払いをします。
銀行は地方銀行や信用金庫など、一般的な金融機関であればOK。
納付書は税務署で入手できます。
◆:現金
◆:納付書
銀行や郵便局などで、口座引き落としの手続きをして納付する方法。
納付書と一緒に窓口で支払いをします。
納付書は税務署で入手できます。
◆:通帳
◆:ハンコ
◆:納付書
税務署に現金を持って行って支払う方法。
納付書と一緒に窓口へ提出します。
ただし、納付できる税務署は『所轄税務署』のみ。
亡くなった人の住所を管轄している税務署で納付しなければいけません。
◆:現金
◆:納付書(税務署にあり)
e-Taxで口座引落しの手続きをし、相続税を納付する方法。
『ダイレクト納付』と呼ばれるやり方で、税務署または金融機関へ事前に届出書を出しておく必要があります。
届出書の提出方法は、『オンライン提出』と『書面提出』の2通り。
税務署はどちらの方法にも対応していますが、金融機関は確認が必要です。
e-Taxへの登録が必要なため、初めて利用する人は開始手続きしなければいけません。
◆:ダイレクト納付できる口座
e-Tax経由で『電子納税』する方法。
インターネットバンキング、またはATMを利用します。
e-Taxへ登録せずに納税する方法もありますが、相続税の納付は登録必須。
e-Taxの利用開始手続きが済んでいない人は使うことができないので、注意しましょう。
また、利用する金融機関がインターネットバンキングに対応しているかも要チェック。
利用できる口座が無い場合は、開設しなければいけません。
◆:インターネットバンキングが利用できる口座
専用サイトからクレジットカードで納付する方法。
分割払いやリボ払いも可能で、カード会社によってはポイントも付与されます。
ただし、一度に納付できる金額は1,000万円未満。
クレジットカード利用枠を超える金額も納付できません。
また、納付する相続税額に応じて決済手数料も発生します。
◆:クレジットカード
納付額 | 決済手数料(税込) |
---|---|
~10,000円 | 83円 |
~20,000円 | 167円 |
~30,000円 | 250円 |
~40,000円 | 334円 |
~50,000円 | 418円 |
『QRコード』または『バーコード付き納付書』を用意し、レジで支払う方法。
クレジットカードや電子マネーは使えず、現金のみです。
また、納付できる金額は30万円まで。
高額な相続税は支払いできないので注意しましょう。
◆:『QRコード』または『バーコード付き納付書』
◆:現金
LoppiやFamiポートなどの『キオスク端末』に読み込ませ、納付書を出力した後にレジで支払います。
QRコードはスマホ画面でも、紙で印刷したものでもOK。
バーコードが付いた『紙の』納付書を事前に用意し、コンビニで支払います。
電子証明書とは本人であることを証明する、いわゆる運転免許証のようなモノ。
しかし、電子証明書とひと口に言っても種類はいろいろあります。
おすすめは断然『マイナンバーカード』。
e-Taxと連携しているため、手続きがラクで入手もし易いためです。
まだ持っていない人も、住民票がある役所で申請すればOK。
マイナンバーカード以外の電子証明書については、以下ページから確認ください。
利用者識別番号とは、e-Taxへログインする際に必要な番号。
届出書を提出することで、税務署から発行されます。
提出方法は、以下2通り。
どちらかの方法で税務署に提出しましょう。
マイナンバーカードを読み込ませれば、『利用者識別番号』の取得手続きは不要。
ICチップに必要な情報がすでに登録されているため、すぐにログインできます。
次の手順、『【マイナンバーカード読み取り】でログイン』へ進みましょう。
【利用者識別番号】または【マイナンバーカード】を使ってログインします。
状況に合った方法でログインしましょう。
端末に合わせe-Taxへログインします。
スマホを使う場合、専用アプリ必須。
『スマホ1台のみ』で手続きはできません。
マイナンバーカードを読み取る端末を用意しましょう。
読み取り端末としては2種類。
◆・ICカードリーダー・◆
◆・スマホ・◆
スマホやタブレットを使う場合は、専用アプリのインストール必須。
読み取り機能に対応しているかも確認しておきましょう。
準備ができたら読み取ってログインします。
手順を見ながら進めていきましょう。
自分にぴったりの納付方法は見つかりましたか?
ライフスタイルや仕事の都合に合わせ、支払いができるのは安心ですよね。
しかし、中には納付以前の問題で頭を抱える人もいるでしょう。
相続手続きは納付だけではありません。
そもそも支払い段階まで辿り着くまでがとても困難なのです。
◆:「財産を把握したいけど、何をどうすればいいの?」
◆:「遺産分割の話し合いにケリが着かない」
◆:「納付するための金銭がない。」
相続の悩み解決法やアドバイスが必要な方は、一度専門家へ相談してみましょう。
問題解決ができるのはもちろん、より効果的で質の高い対策が可能に。
知識や経験を駆使し、それぞれの事情に合わせた『オーダーメイドな対策』ができるためです。
確実で安心な備えをしたい人は、前向きに検討してみましょう。
また、相談先に困っているなら『ワンストップサービス』が利用できる事務所がおすすめ。
各専門家と連携しているため、様々な相続問題にその場で対応してもらえるからです。
複数の専門家を行き来する手間が省ける点も、嬉しいポイントでしょう。
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