相続税の申告期限っていつまで?
泣きレベルの遅延罰則と2つの救済法

こんにちは!相続税理士のあまおです(/・ω・)/

 

今回のテーマは、『相続税の申告期限』。
申告期限を過ぎるとロクなことがなく、相続人にとってはデメリットしかありません。

「相続税の申告期限っていつまで?」

「期限に遅れるとどんなデメリットがあるの?」

このような方に読んで頂きたい内容となっております。('ω')

期限に遅れそうな時の対策も紹介!

 

ぜひ、この記事を参考にしてみて下さい。('ω')

ずばり!相続税の申告期限!

相続税の申告期限はズバリ、『死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内』。

納付期限も同じです。

 

この期限内に申告と納付の両方を済ませる必要があります。('ω')

お役立ちmemo

基準はあくまでも『死亡を知った日』。

『死亡した日』ではありません。

【悲報】申告期限に遅れると相続税UP

「財産評価がなかなか終わらず間に合わない」

「遺産総額は確定したが、分割が決まらない」

 

よく見られる申告期限に間に合わない二大要素です。

期限に遅れてしまった場合、以下のようなデメリットしか生じません。

◆ペナルティ料金発生

◆相続税軽減の特例が使えない

では、それぞれ解説していきます。('ω')

ペナルティ料金で相続税UP

期限に遅れたペナルティとして、本来の相続税に料金がプラスされます。

ペナルティ料金は3パターン。

 

追加料金は、状況により変わります。('ω')

①無申告加算税

【こんな状況】

期限までに『申告』しなかった時

 

【プラスされるペナルティ料金】

本来の相続税 × 5%~20%

 

【詳細】

・ペナルティ料金加算の割合は、申告のタイミングと相続税の金額で変動

【申告のタイミング と ペナルティ加算割合】 50万円以内の部分 50万円を超える部分
い.税務署からの通知前に申告 5% 5%
ろ.税務署からの通知後に申告 10% 15%
は.税務調査後に申告 15% 20%
②延滞税

【こんな状況】

期限までに『納付』しなかった時

 

【プラスされるペナルティ料金】

本来の相続税 × 延滞税率 × 滞納日数

 

【詳細】

・延滞税率は毎年変わる

・期限からどのくらい遅れているかで延滞税率は変わる

・納付に加え、申告もしていない場合は無申告加算税と重複

お役立ちmemo

◆令和3年2月現在の延滞税率

 

・納付期限から2ヶ月以内:2.5%

・納付期限から2か月以上:8.8%

③重加算税

【こんな状況】

・隠ぺいなどの『悪意により申告をしなかった』時

・隠ぺいなどの『悪意により嘘の申告をした』時

 

【プラスされるペナルティ料金】

本来の相続税 × 40%

 

【詳細】

・無申告加算税の代わりに重加算税が適用される

・無申告加算税と重複はしない

特例が使えず相続税UP

『申告期限内に申告を行うこと』が条件になっている特例が使えません。

 

 

【例えばこんな特例】

・小規模宅地等の特例

・農地の納税猶予

とくに『小規模宅地等の特例』は相続税を最大80%カットできる特例です。

使えないのはかなり痛いですよね。('ω')

【相続税救済】申告期限に間に合わせる2つの方法

申告期限が過ぎてしまっている場合、正当な理由が無ければペナルティから逃れることは出来ません。

しかし、まだ期限があるのであれば諦めるにはまだ早いかもしれません。

 

「ペナルティは絶対にイヤ!」

 

そんな方はぜひお目通し下さい。

追加料金を払わずに済むかもしれません。('ω')

財産評価が終わりそうにない人向け

【救済処置】

財産額を概算で出し、とりあえず多めに納税する

【チェック】

・とにかく期限内に一旦納税する

・必ず『多め』に納税すること

【嬉しいポイント】

・多く納めた分は後日、『更生の請求』という手続きで返してもらえる

!注意!


◆少なく納税してしまった場合、『過少申告加算税』がプラスされてしまうので注意

 

◆『申告期限内に申告を行うこと』が条件になっている特例は使えないので注意

 

【例えば】

・小規模宅地等の特例

・農地の納税猶予

財産評価は終わったが、相続割合が決まらない人向け

【救済処置】

未分割申告 & 『申告期限後3年以内の分割見込書』の提出

【チェック】

・法廷相続分で分割した場合の『仮の相続税』を申告・納税する(未分割申告)

・『申告期限後3年以内の分割見込書』も一緒に提出する

・分割が決まったら改めて申告し、相続人は以下の手続きをする

◆正式な申告時に相続人それぞれの相続税を調整

 

【仮の相続税が実際の相続税より多かった人】

『更生の請求』で還付の手続き

 

【仮の相続税が実際の相続税より少なかった人】

不足分を追加で納税

【嬉しいポイント】

・財産分割後に正しい相続税に調整できる

・『申告期限後3年以内の分割見込書』を提出することで、申告期限が過ぎた後でも特例が使える

 

◆例えばこんな特例

・配偶者の税額軽減

・小規模宅地等の特例

!注意!

『更生の請求』(還付の手続き)は、分割日の翌日から4カ月以内にしなければいけない。

【事前準備】申告期限で悩まない!相続税の手続き対策

何かとやることが多い相続税の手続き。

期限遅れを未然に防ぐことが出来ればデメリットとも無縁です。

 

ここでは、『申告期限に遅れないための3つの対策』をご紹介。('ω')

 

備えあれば憂いなし。

いざ!という時のために事前に対策しておきましょう。('ω')

 

①財産と相続人を把握しておく

【どんな財産がどれだけあるのか】

ここがあやふやでは何も始まりません。('ω')

相続税の対象外となる財産もあります。

課税対象となる財産を明確にしておきましょう。

 

【相続人はだれになるのか】

控除できる税額や、分割の割合にも影響する重要な部分。

財産と共に欠かすことが出来ない情報です。

しっかり把握しておきましょう。

②何をいつまでにやるのか把握しておく

相続税の手続き以外でもやるべきことはたくさん。('ω')

期限までの10ヶ月もあっという間に過ぎてしまいます。

 

相続税の申告・納付までの流れをザックリ頭に入れておきましょう!

全体の流れを明確にしておくことでグッと行動しやすくなります。

 

 

◆相続税申告&納付までの流れ

  • 死亡届      【期限】死亡を知った日から7日以内
  • (お葬式)
  • 相続 or 放棄    【期限】放棄する場合:死亡を知った日から3カ月以内
  • 準確定申告★   【期限】死亡を知った日から4カ月以内
  • 相続税申告&納付 【期限】死亡を知った日から10ヶ月以内

★準確定申告とは・・・故人の死亡前の所得税を申告&納付することです。('ω')

③難しいと感じる場合は迷わず専門家へ

相続税の手続きは、必ずしも自分でやる必要はありません。

 

・書類が苦手な人

・手続きが不安な人

・仕事が忙しく、なかなか時間が取れない人

 

自分だけで解決が難しいようであれば、専門家を頼るのも一つの手。

税理士へ相談するメリットはたくさんあります。

【税理士へお願いするメリット】

 

・期限までに手続き完了できる

・申告漏れを防ぐことができる

・おトクな減税対策をしてくれる

強いこだわりや抵抗が無ければ、専門家である税理士へ相談するのがイイでしょう。('ω')

お役立ちmemo

◆税理士を選ぶいちばん重要なこと

『相続専門であること』

 

・ひと口に税理士と言っても所得税や法人税などいろんな専門分野があります

・相続を専門としていない税理士の中には、申告手続きをしたことがない不慣れな人もいます

・相続を専門としている税理士か必ずチェックしましょう

まとめ

  • 1
    相続税の申告期限は『死亡を知った日から10ヶ月以内』
  • 2
    期限に遅れると『ペナルティ』と『減額不可』により相続税UP
  • 3
    救済方法としては『概算申告』か『未分割申告』
  • 4
    特例を受けたい場合は『申告期限後3年以内の分割見込書』を提出
  • 5
    最低限、『相続財産』と『相続人』を把握しておけば手続きは楽になる

相続税の申告期限は何が何でも守った方がイイでしょう。('ω')

期限がギリギリの場合も今回紹介した方法で助かるかもしれません。

 

また例外として、ペナルティ料金を支払った方が傷が浅いという場合もあります。

今回の記事が全てではありません。

不安な方や疑問などあれば、相続税理士あまおもご相談お受けしております。

 

相続人の皆さんがより良い選択肢を見つけられるようお手伝いできれば幸いです。('ω')

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